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ビーズ刺繍の糸 おすすめ・特徴まとめ

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ビーズの刺繍に使われる糸には、ミシン糸やビーズ刺繍専用糸など数種類あります。


ビーズを刺繍する際に、作品や雰囲気に合わせて糸を使い分けると、表現の幅を広げられます。
それぞれの糸の特徴をまとめたので、作品づくりに役立ててください。


これからビーズ刺繍を始める初心者さんでアクセサリーを作りたいなら、「ビーズ刺繍専用の糸」を初めに買うことをおすすめします!
ビーズ刺繍専用の糸は、「ビーズステッチ糸」という名前がついている商品が多いです。
こちらの糸はビーズ刺繍はもちろん、ビーズステッチにも使うことが出来ます!


[BE001]MIYUKI ミユキビーズステッチ糸 全18色[RPT]

[AG002]TOHOビーズステッチ専用糸/One・G【トーホー】[RPT]
 

 

 

 

刺繍糸


手芸用の刺繍糸は、綿100%がほとんどです。
中にはポリエステルやレーヨンの刺繍糸もあります。
DMC、オリムパスなどのメーカーが有名です。
ほとんどの手芸店に刺繍糸は売っているので、手に入れやすい糸です。


メリット

ナチュラル感を出せる糸です。
綿の素材にビーズを刺繍すると、刺繍糸も綿なので質感が揃って統一感が出ます。
わざと色を目立たせて個性を出すのにも、刺繍糸はピッタリと言われています。

 


デメリット


刺繍糸をビーズ刺繍に使うと、毛羽立ちやすく糸が切れやすくなります。
強度が必要なピアスやブローチ作りには、残念ながら向いていません。

 

 


フィラガン

綿100%の細い糸を、蝋引きしてビーズなどの通りを良くした糸です。

オートクチュール刺繍でよく使われる、クロシェで刺繍しやすい糸です。
もちろん、刺繍針でも使用できます。
透明やメタリック糸など、種類が豊富です。
大きな手芸店なら、取り扱いがあるかもしれません…。
刺繍好きなら一度は使ってみたい糸です!

 

 

ミシン糸

ポリエステル100%で、「より」がある糸。
フジックスのシャッペスパンが有名です。
名前の通り、家庭用のミシンで使われる馴染みのある糸です。
シャッペスパンの手縫い用のミシン糸はよりが「右より」で、手縫い中にもつれにくくなっています。
ビーズ刺繍にミシン糸を使うなら、「手縫い用のミシン糸」がおすすめです!


メリット

専用糸と質感が似ていて、専用糸の代用ならミシン糸がおすすめです。
色展開が豊富で、ビーズと糸の色を合わせたい時に手芸店で手に入りやすいです。
値段もお手頃。ボタン留めなどにも使える汎用性の高さからも、持っている人が多い糸だと思います。

 


デメリット


専用糸より滑りが悪いです。
糸が太めなので、特小ビーズ用の針穴には通しづらかったり、入らないことも…。
「より」があるので、ビーズに糸が絡みやすいです。
アクセサリー作りにも使えて使う人もいますが、専用糸を使う方がほとんどだと感じます。

 

 


 ビーズ刺繍専用糸


ナイロン100%の、「より」の無い糸。
ビーズが有名なTOHO、MIYUKIや、フジックスのビーズ刺繍専用糸がよく使われています。

ビーズ刺繍専用糸には、ロウコーティングされたミシン糸よりもやや太めの糸もあります。
より張りがあり頑丈で、滑りがよく、作業がはかどる糸です。


[BE001]MIYUKI ミユキビーズステッチ糸 全18色[RPT]

[AG002]TOHOビーズステッチ専用糸/One・G【トーホー】[RPT]
 

 


メリット

強い糸で切れにくく、滑りが良い。
ピアスやブローチなど、頑丈にしたいアクセサリー作りに最適です。
糸のハリが強く、細いビーズ針にも糸通しがしやすく、作業時間の短縮に繋がります。

 

デメリット


ロウコーティングされた糸だと太めで、針穴に入らないかもしれません。
ロウコーティングの糸は、値段もお高めです…。

糸のハリが良すぎて、結び目が解けやすいところ。
※引き締めながら作業すると良いですよ


色展開が豊富ではなく、作品によってはミシン糸を使わざるを得ないことも。
※イヤリングやブローチなどをビーズで埋め尽くす刺繍をするなら、
糸はビーズの中に隠れてしまうので、糸の色味をそこまで合わせなくても大丈夫です!


pengusurvival.hatenablog.com
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まとめ


ビーズの刺繍でアクセサリーをつくるなら、ビーズ刺繍専用糸がおすすめです。

ビーズ刺繍で糸も作風によって合わせられると、より楽しいビーズ刺繍ができると思います。
糸までこだわった、特別感のある作品に挑戦するのもいいですね。