刺繍作家 小林モー子さんのご紹介
NHK「世界はほしいモノにあふれてる」に出演され、大反響だった小林モー子さん。
ハンドメイドが好きな方でもそうでない方でも、小林モー子さんをご存知の方は多いと思います。
刺繍はもちろん、最近では刺繍以外でもご活躍されていて、多才で素敵な方だと改めて実感しました…!
それでは、僭越ながら紹介させていただきます。
ビーズ刺しゅう ブローチキット つやつやリップ|かわいい ブローチ MIYUKI
経歴
1977年神奈川県生まれ。
子どもの頃からものづくりが好きで、服飾の道に進学。
1999年の『パリ・モードの舞台裏』という展覧会で、フランスのオートクチュール刺繍を知る。
アパレルメーカーにてパタンナーとして数年勤務後、2004年に渡仏。
オートクチュール刺繍の技術を学び、ディプロムを取得。
ディプロムを取得後はウェディングドレスの刺繍を担当するなど、7年間パリで過ごす。
新宿伊勢丹本店でポップアップストアや、「日本でも刺繍教室を開いてほしい」という要望を多数うけたことがきっかけで、日本へ帰国。
2010年秋、帰国と同時にアトリエ「メゾン・デ・ペルル」で、オートクチュール刺繍教室を開設。
さらに、アクセサリーブランド「 Môko Kobayashi」を立ち上げ、多岐にわたる活動を行っている。
作品の特徴
小林モー子さんといえば、ブローチがまず頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
アクセサリー作りで心掛けていることは、
・話しかけてもらえるようなデザインのアクセサリー
・動きの瞬間を切り取る
・これまでのアクセサリーにないもの
だそうです。
豚のブローチには真珠が付いていたり、ビールの泡がジョッキからこぼれる瞬間のブローチだったりと、
ユニークで見れば笑みがこぼれる作品です。
ヴィンテージビーズで作られているので、より味わい深く、あたたかみのあるアクセサリーになっています。
一目惚れして購入してしまう、素敵なアクセサリーばかりです…!
アクセサリーの販売
WEB SHOPや取り扱い店で販売されています。
模造品が出回っているそうなので、必ず正規のお店で購入しましょう!
小林モー子さんのアクセサリーは、全て手作業で作成されたものが販売されております。
www.instagram.com
アトリエで作られたアクセサリーは、WEB SHOPでの通販、取り扱い店で販売されていますが、多くの商品が即日SOLD OUTになっているほどの人気です。
(オーダー商品なら予約の受付がされます)
確実に購入したいのなら、予約受付できる作品は事前に予約をしておきましょう。
また、情報は随時ブランドサイトやInstagram、Facebookで更新されているので、販売日時を事前にチェックしておくといいですね。
ビーズ刺しゅう ブローチキット つやつやリップ|かわいい ブローチ MIYUKI
ビーズ刺しゅう ブローチキット 新鮮たまご |かわいい ブローチ MIYUKI
ビーズ刺しゅう ブローチキット スキップペンギン|かわいい ブローチ MIYUKI
ビーズへのこだわり
1930年代の超極小で稀少な、ヴィンテージビーズなどが使われています。
小林モー子さんは、材料の買い付けで年に2回ほどパリの蚤の市に足を運ばれるそうです。
毎回70キロくらいの買付けをされるだとか。なぜ、そんなにビーズをたくさん買うのかというと、ビーズは絵の具と違って混ぜて色を作ることができないので、多くの色を持つ必要があるから、だそうです。
小林モー子さんの、作品作りへのこだわりや信念がひしひしと伝わってきます…!
ビーズは300〜400種類くらい持っているそうです。
合わせたら一体何キロになるのか……気になります。笑
書籍情報
「メゾン・デ・ペルルの刺繍 Au Fil des Perles」
2018年06月発売
刺繍のやり方というより、「メゾン・デ・ペルル」を見て楽しめる本です。
ピンズ、ピアスなどのビーズアクセサリーを計454点収録された、圧巻の大ボリュームです!!
素敵なデザインや色使いで、見ているだけで心がときめきました…!
現在、電子書籍はなく単行本のみですが、ハンドメイド系の本は「紙」で持つことをおすすめします。
サイズが多きのもですが、画面を通して見るより紙に印刷されたものの方が、本当の色味に近いと私は思います!
私は…漫画は電子書籍ばかり買ってますが(笑)、手芸やデザインの本は紙のほうが綺麗なので(個人の意見です笑)、ぜひ一度は紙でお試しを。
他にも…
・モー子さん描き下ろしの刺繍図案付き
・メゾン・デ・ぺルルの日常、制作の裏側 など…
アトリエって中々知ることができない場所なので、制作の裏側にもフォーカスされているのは個人的にありがたいです。
そして、なんといっても作品数の多さとそれぞれ魅力とセンスあふれる作品が載っているのが、この本の魅力です!
小林モー子さん、すごすぎて素敵すぎて、尊敬です。
テレビ出演
NHK「世界はほしいモノにあふれてる」
“パリで幻のビーズを探す旅"
刺繍作家として活躍される小林モー子さん✨
— PARISmag (@parismag_jp) 2018年9月20日
今夜22:45〜放送のテレビ番組「世界はほしいモノにあふれてる」にも出演!パリで幻のビーズを探す旅に出かけたそうです‼️
パリマグのインタビュー記事はこちら>>https://t.co/SKoHctICMp#小林モー子 さん#世界はほしいモノにあふれてる#せかほし pic.twitter.com/QvQjMrX7VK
今週の【美の壺】は #ビーズ #宝塚 では、娘役が公演間際にビーズを広げる?
— NHK びじゅつ委員長 (@nhk_bijutsu) 2020年12月16日
ビーズで、みそ汁?日本酒?!
30万個のガラスビーズが輝くドレス!
なぜ今人気?昭和レトロな #ビーズバッグ
18日 午後7:30~ BSプレミアム #美の壺 #桜咲彩花 #小林モー子 #田川啓二 https://t.co/7UB3cuMMCm pic.twitter.com/AJWpRjh0hv
2021年6月19日
www.instagram.com
ユニクロとのコラボ
【難民女性が刺繍したチャームプレゼント】
— ユニクロ (@UNIQLO_JP) 2017年6月4日
「世界難民の日」である6月20日(火)以降、ご不要になったユニクロ・ジーユーの子ども服を店頭にお持ちいただいたお客様に先着で、刺繍作家小林モー子氏デザインのオリジナルチャームをプレゼント!https://t.co/x5rMbHE8hw pic.twitter.com/PIlGcdLvwp
小林モー子さんのデザインに基づき、難民女性が作ったブローチが配布されました。
刺繍以外の活動
こんにゃく寿司とかき氷 KON
www.instagram.com
https://kon-kon.jp/ ←お店のホームページ
アトリエのすぐ側、西原商店街の古民家で2020年秋にオープンされました。
”こんにゃく寿司”の美味しさを広めたい、という思いが以前からあったそうです。
木の暖かみや、どこか懐かしさを感じられるお店で、一度は行ってみたい…。
アトリエ近くなので、アトリエでの刺繍教室の帰りに立ち寄れたら最高ですね!